あっという間の

ストレンジャーシングス２を見たり、スーパーマリオオデッセイをクリア（とりあえずストーリーだけ）したり、埼玉に行ったりしているうちに11月になってしまった！

初めて行ったイケア（の商品倉庫）は広すぎて、こわかった。子どものころ熱が出ると、すごく大きい歯車だらけの工場みたいな、だだっ広いところの夢を見て、こわかったのを思い出した。自分が工場のベルトコンベアに流されて歯車に巻き込まれてしまう！という夢ではなくて、自分の頭の中が何の意思もない、その広い広い工場になってしまうという夢で、その途方もなさがこわかった。ずいぶん後になって、ジョン・C・リリーの本でソリッドステート生命体のことを読んだ時、同じこわさを感じた。無機的な、意思のない、広い広い空間。小松左京にも大きい石が麻雀をする話がなかったか？あれもこわかったな。

ただ、無機的の反対の有機的って？意思って何なんだ？なんてことを考えると、すべては広い広い場所でただただ動く大きな歯車のようなものとも思えてくるので、つまりは自分の脳みその中がこわいのかもしれない。